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【狭いベランダの活用術】おしゃれに整えて快適な外空間を手に入れよう

狭いスペースに建てる狭小住宅の場合、広々とした庭を設けて外の空間を楽しむことは難しいかもしれません。

下階の屋根を利用したルーフバルコニーや、屋上を設置すれば庭の代わりになるかもしれませんが、間取りや費用の問題から計画に取り入れることを断念せざるを得ない場合もあります。

では、バルコニーはいかがでしょうか?

バルコニーは建物からせり出した状態で作られるスペースなので、ルーフバルコニーや屋上のように広さはありません。

しかし2階以上にあるバルコニーは、最高の日当たりと、開放感があることは確かです。
他の部屋への影響と言えば、掃き出し窓の設置が必要なくらいで、間取りへの影響はありません。

こちらの記事では、そんなベランダを有効に活用する方法をご紹介します。
おしゃれなスペースにする方法も、一緒にご覧ください。

【狭いベランダ】6つの活用方法​

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では早速、狭いベランダを活用する方法をご紹介していきます。

1つの目的に絞ってもいいですし、いくつか掛け合わせて楽しむのもおすすめです。

洗濯物を干す​

ベランダと言えば洗濯物を干すのに利用されることも多く、用途としてはこの上なく最適です。

狭小住宅の場合、1階部分をビルトインガレージにして、水周りを2階に設置することもあります。

そうなると、洗濯機を設置してある脱衣室とベランダがフラットな状態になるので、洗濯をする動線が短くなり、家事効率が格段に上がるでしょう。

家庭菜園でお野菜を育てる​

ベランダは日当たりがいいので家庭菜園をるすと、元気なお野菜が育ちます。

日当たりのあまりよくない方角でも育ちやすい野菜はありますし、逆に日当たりが良すぎる場合は、すだれなどを利用して調整する必要があります。

土を触ることの少ない都心部などでは、家庭菜園をすることで自然の暖かみを感じ、子どもの食育にもなるでしょう。
一緒に育てたお野菜はミニトマトひと粒であっても貴重だと感じ取れるはずです。

ガーデニングを楽しむ

家庭菜園同様に、ガーデニングをベランダでするのもおすすめします。

ベランダにお花やハーブなどを植えると、お部屋から見た雰囲気もステキに仕上がります。

ガーデニング用の棚に、ポットや鉢、ブリキの容器などを利用しておしゃれに飾りましょう。

テーブルセットを置いてくつろぐ​

狭いベランダであっても、折り畳み式のテーブルセットくらいなら利用できるものがあります。

外の景色や空を眺めながらお茶をいただくと、日常の慌ただしさが嘘のように感じらるでしょう。

テーブルセットが無理なら、シートを敷いておにぎりをいただくのもおすすめです。

ハンモックに揺られながら読書をする​

ハンモックは足場が付いて固定式の物や、頭部分と足部分が分かれているコンパクト物まであります。

引っ掛ける所がなくても利用できるので、ベランダでハンモックに揺られながら読書を楽しんでみてはいかがでしょうか。

子どもの遊び場​

狭いベランダであっても、子どもを遊ばせることができます。

人工芝や、すのこなどを敷いておくと、そのまま腰を降ろせるので快適です。

外の空気を感じながら、水遊びをしたり砂遊びをして元気に過ごしてもらいましょう。

狭いベランダをおしゃれに演出する方法​

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次に狭いベランダをオシャレ演習する方法をご紹介します。

おしゃれに整えれば、ベランダで過ごす時間がより一層楽しいものになるでしょう。

床におしゃれな素材を使う​

ベランダの床をステキな素材に変えると、一気におしゃれな印象に変わります。

人工芝や、ウッドパネル、すのこなどを利用して、好みの雰囲気に整えていきましょう。

また、おしゃれに仕上がるだけでなく、床の高さが上がるので、ベランダへの出入りも楽になります。

LEDキャンドルやランタンでライトアップする​

ベランダをLEDキャンドルやランタンで、ライトアップするのもステキです。

ベランダにコンセントがなくても、電池や充電式のものを利用すれば設置も楽にできます。

部屋からキレイにライトアップされたベランダを眺めたり、ライトアップされたベランダに出て涼んだり、ステキなひと時になりそうですね。

室外機を隠す​

ベランダにはエアコンの室外機がおいていることが大半です。

エアコンの室外機は無機質な雰囲気があるので、専用のカバーでおしゃれに隠しましょう。

カバーを付ければ上に物を置くこともできるので、ガーデニングなどの幅も広がりますね。

ベランダを楽しむときの注意点​

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ベランダは2階以上にあるので、日当たりもよく快適に過ごすことができます。

しかし2階以上にあるからこそ、ベランダに出て楽しむときは注意が必要です。

子どもの足場になるものを置かない​

ベランダの柵の高さがあるからと安心していると、子どもが足場をつくって登る場合があります。
特にベランダ遊びのときには、目を離さないことが第一ですが、足場になるような物を置きっぱなしにしないようにしましょう。

また室外機が足場になることもあります。
柵に木の格子などでできている目隠しをつけると、よじ登ることができるようになるので気を付けましょう。

物が落下しないよう配慮する​

ベランダからものを落とすと、下にいる人に大けがを負わせてしまうかもしれません。
子どもが物を投げて遊ぶようなことがないよう、注意をしておきましょう。

また台風などの時期でなくても、いつ強風が吹き荒れるかわかりません。

ガーデニングや家庭菜園など、基本的に出したままにしておくものは、低い位置や建物側に配置することをおすすめします。

騒音などで近隣の迷惑にならないようにする​

ベランダで楽しむのは問題ありませんが、声や音を遮るものがないので、近隣住人の迷惑にならないか気を付けましょう。

狭小地であれば、隣との間隔が狭いので、迷惑にならない様注意しましょう。

マンションの場合│隣との境にある扉を塞がない

マンションのベランダでガーデニングをしたり、おしゃれに飾ったりする場合は、隣との境にある扉を塞がないようにしましょう。

非常時に蹴破って、隣に逃げ込むための扉なので、塞いでしまうといざという時に使えない可能性があります。

またマンションはベランダの利用方法に規約があるので、内容を確認してから楽しみましょう。

まとめ

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狭いベランダを活用することで、開放的な外の空間を味わうことができます。

ホッとくつろいだり、趣味を楽しんだりと、工夫次第で活用方法は広がっていきます。

特に庭を設けることが難しい狭小住宅であれば、ベランダを設置して外空間を楽しむことをおすすめします。

どの様に活用するか、家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。

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監修者情報

高坂 昇

高坂 昇ou2株式会社 専務取締役 一級建築士

木造密集地域や防火地域において、木造ならではの施工性や設計の柔軟性、コストパフォーマンスを活かして木造耐火4階建て住宅(もくよん®)や、災害時の避難場所となる地下室や屋上を備えた災害住宅も提唱しています。

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