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ホテル経営を始めたい方へ|開業のための手順などポイントを解説
今ある土地を活かして、そして新たなビジネスチャンスを活かして、これから土地活用を!と検討している方も多くいらっしゃると思います。
土地活用と言うと「賃貸経営」が真っ先に浮かびますが、集客力と立地を活かし「ホテル経営」ができるという部分は東京というエリアの最大の魅力でしょう。
「ホテル経営なんて、できるのかしら?」と思われている方にも分かりやすく理解できるよう、今回はさまざまな情報を集めました
ぜひこれからの土地活用や資産運用のアイデアとして、ご活用ください。
ポイント
- 土地活用や資産運用は、賃貸経営ばかりではありません。
- ホテル経営という新たな活用方法を、施工事例も合わせてご紹介します。
- 視野を広げることで新たな可能性が広がります。ぜひ自分たちらしい活用方法を見つけていきましょう。
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ホテル経営の形態とは
- 自分らしいホテル経営ができる「所有直営方式」
- 初期負担を軽減しながらホテル経営を目指せる「リース方式」
- ノウハウがあるから安心してスタート形態もある「運営委託方式」
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ホテルを開業するために準備すること
- ステップ1:ホテルの営業許可を取る
- ステップ2:ホテルにかかる資金調達する
- ステップ3:物件の購入または新たなホテルの建設
- ステップ4:事業計画を策定する
- 東京で自分らしい宿泊事業を!ホテルの事例を紹介
- まとめ:東京の魅力を活かしたホテル経営を目指してみませんか?
ホテル経営の形態とは
ひとことで「ホテル」と表していますが、実はホテルの経営形態は
○ 所有直営方式
○ リース方式
○ 運営委託方式
上記のように大きく3つに分けられます。
自分らしいホテル経営ができる「所有直営方式」
所有直営方式とは、ホテルの運営者(会社)が土地や物件を所有した形で経営を行います。
個人(会社)の所有となるため、ホテルのコンセプトやカラーも「自分好み」にできる部分は大きな魅力です。
所有直営方式のメリットとして、社会的信用が高いことがあげられます。
ホテル自体が経営者の所有となりますので、金融機関から融資を受ける際に有利に働く傾向があります。
初期負担を軽減しながらホテル経営を目指せる「リース方式」
リース方式では、ホテル運営者(会社)がホテルの所有者から建物を借りて経営をする方法です。
実際にホテルという物件を建てる負担などがないため、開業資金を軽減できる部分は大きな魅力です。
しかし自由度としては、かなり制限もかかるケースも考えられます。
ノウハウがあるから安心してスタート形態もある「運営委託方式」
運営委託方式は、建物と土地を所有するオーナー経営者がホテルの運営を他社に任せ経営していきます。
運営委託方式では、
○ フランチャイズ方式
○ リファーラル方式
○ アフィリエイト方式
などがあります。
フランチャイズ方式では、大手のコンビニエンスストアなどを思い浮かべるとピンときやすいでしょう。
コンビニエンスストアの場合、運営していくノウハウや商品など大手のバックアップを上手に活用しつつ経営しています。
経営ノウハウがなく、不安に感じている方でもホテル事業に参入することができます。
このようにホテルの経営の仕方によっても、いろいろと違いがあります。
どのようなスタイルが自分たちに合うのかをしっかりと検討することが重要です。
お役立ち記事:ホテルにもいろいろな経営方法があります
ホテルを開業するために準備すること
失敗しない土地活用をするためには、これから起こること、準備することを把握しつつ検討していくことが重要です。
ここでは、ホテル経営をするにはどのような準備が必要なのか、解説していきましょう。
ステップ1;ホテルの営業許可を取る
ホテル経営を始めるには、必ず旅館業の営業許可を取得しなくてはいけません。
またホテルでどのようなサービスを展開するのかにより、その他の許可を取得する必要性があります。
○ レストランなどで料理を提供する → 飲食店業営業許可
○ 宿泊客以外に温泉などを提供する → 公衆浴場の営業許可
など、変化していきます。
許可の取得方法や条件など、ひとつひとつ違いがあります。
スケジュールを立てる時からどのようなコンセプトを持ち、どのような事業を展開していくのかなど、事前にしっかりと検討していきましょう。
ステップ2:ホテルにかかる資金調達する
ホテル経営を検討している方であれば、どのくらい必要なのかという「資金」の部分は1番気にかかるのではないでしょうか。
ホテル経営の場合、どのような方式を選択するのか。
またどのくらいの規模のホテルにするのかにより、かかる資金は大きく変動します。
失敗しないホテル経営を目指すには、ホテルの建築など初期費用以外にも経営を円滑に行うための「運転資金」も必要となります。
事業計画や収支計画などにも力を貸してくれるパートナー選びも、重要な要素と言えるでしょう。
ステップ3:物件の購入または新たなホテルの建設
運営委託方式やリース方式ではない場合、ホテル経営行うための物件の購入。
または新たなホテルの建築が必要となります。
ステップ4:事業計画を策定する
ホテル事業はもちろん、どの土地活用や事業を行う上で、事業計画は必須となります。
ただホテルを建築し、経営するだけでは収益の上がる事業にはなりません。
○ ターゲットとする顧客層をどうするのか
○ ホテルのコンセプトやサービス内容
○ 市場環境や近隣との競合の調査
○ ホテル経営のための資金計画
○ 経営をしていく中で必要となる仕入れや人材募集
など、いつまでに何を、どのように行うか明確にし、今後の経営に活かしていくために事業計画を立てていきます。
M-LINEでは、ホテル経営を行うオーナー様、M-LINE、運営会社が協力して行うスタイルを提案しています。
※ ホテル併用住宅経営を行った場合のサポート体制の例
事業計画とともに、建てる前から「失敗しないための仕組みづくり」をご提案しています。
詳しい収支計画例などはこちらをご覧くださいM-LINEで実現!将来の資産対策
東京で自分らしい宿泊事業を!ホテルの事例を紹介
ナチュラルモダンな佇まい。
器がコンセプトのインテリアとスカイツリーが見える非日常空間ホテルスカイツリーのお膝元に位置する立地にする「うつわホテル」
敷地 約33坪と決して広いとは言えない環境化の中でも、5階建て全7室のホテルを建築し、経営されています。
建築にあたり、金融機関や運営会社と交渉を重ね、こだわり溢れる宿泊施設が「カタチ」となりました。
こちらのホテルでは、将来共同住宅にコンバージョンすることも考慮しつつ、ホテルの客室に特色を活かしています。
上のように、同じホテルであっても間取りにも違いを持たせ、今後の展開の幅を活かせるようプランニングされています。
101号室は、単身の方お住まいに。
401号室は、ファミリーでも暮らせるお住まいに変化させることも可能です。
各室内は、それぞれの「器」をイメージした空間をアレンジし、くつろぎの空間を提供しています。
スカイツリーの見える屋上では、景色の良いデッキでお食事するも良し。
人工芝とウッドデッキのスペースでは、バーベキューやグランピング、日光浴など、さまざまな用途で活用できるようになっています。
暮らしやすさと収益性を実現させる!ホテルが完成しました。
必要な人に必要なスペースを提供する「宿泊事業」と「賃貸事業」でも気にかけなければならないポイントも変化します。
賃貸住宅+宿泊事業を併用するなどの新たな提案を含め、M-LINEではしっかりとしたサポートを含めご提案しております。
まとめ:東京の魅力を活かしたホテル経営を目指してみませんか?
東京都というエリアは、集客力もあり魅力的なスポットもたくさんあります。
いろいろな土地活用方法がある中、特に近年注目を集めているのが「ホテル併用住宅」です。
近年の感染症も蔓延から、海外からのインバウンド効果の低下も懸念材料と言われている宿泊事業ですが、実際に需要が高いのは「国内における旅行消費」です。
出典:観光や宿泊業を取り巻く現状及び課題等について|観光庁観光産業課(国土交通省)
観光庁観光産業課(国土交通省)から発表されている「観光や宿泊業を取り巻く現状及び課題等について」という資料では「国内における旅行消費額(2017年)」は全体の60%と高い数値を示しています。
このデータ自体は感染症蔓延前の状況となりますので、今後の海外からのインバウンド効果はもちろん「国内需要の重要性」を知ることができます。
M-LINEでは、ホテルの建築はもちろん、事業計画からオーナー様と一緒に悩み、考え、魅力あるホテルづくりをお手伝いしています。
「こんなホテルを作ってみたい」「こんな土地活用はできるのだろうか」など、ぜひお気軽にご相談ください。
土地活用に関するご相談・お問い合わせはこちらにご連絡ください。
ou2(オーツー)株式会社 |
東京都江東区富岡1-5-5 |
建設業許可/建築工事業一式 東京都知事許可 特定建設業許可(特-29)第125055号
一級建築士事務所登録/東京都知事登録 第 46497 号
宅地建物取引業免許/東京都知事(1)第 96131 号(ou2株式会社)
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