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変形地の特徴を活かした間取りプラン|難条件をメリットに変える空間デザインとは

2022/05/27(金) コラム

一般的な分譲地でよく見かける整形地に比べて、土地の価格設定が低く、購入後の固定資産税や相続税も安く済む「変形地」。

三角形や台形、高低差のある傾斜地など、ひと言で変形地と言ってもその特徴はさまざまです。

また実は、難易度が高く避けられがちな変形地での家づくりは、オリジナリティあふれる間取りを楽しみたい方におすすめの土地です。

今回は、土地の難条件をメリットに変えて楽しむ建築方法、自由で快適な間取りと空間づくりを成功させるコツをご紹介します。

土地の特性をよく理解して強みに変えた、おしゃれな実例もございます。すでに土地をお持ちの方やこれから土地探しの予定がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 


ポイント

  • 変形地の特徴と敷地条件を活かすポイントを知ることができます。
  • 変形地を活かした間取りアイデアや実例をご覧いただけます。
  • デメリットや難条件をメリットに変える間取りづくりのコツをご紹介します。

 

目次

    • 変形地とは?敷地条件を活かす工夫

      1. 変形地の特徴とは
      2. 土地価格が低めに設定されている?
      3. 敷地周辺の状況もポイント
    • 変形地を活かした間取りアイデア【実例】

      1. 凹凸を活かしたプライベート空間
      2. 土地のデッドスペースは庭に活用
      3. 高低差を活かした地下スペース
      4. 仕切りを最小限に大空間を楽しむ間取り
    • 変形地のメリット・デメリットまとめ

      1. 建築に活かすべきメリット
      2. 対策すべきデメリット
    • 変形地の難条件をメリットに変える工夫

      1. 三角形・台形の敷地と住まいの間取り
      2. 傾斜地のスキップフロアや地下設計
      3. うなぎの寝床や旗竿地の採光問題
    • まとめ:変形地を活かして自由でスマートな間取りづくり

 

 

■変形地とは?敷地条件を活かす工夫

半地下の駐車場が印象的な変形地の住まい

住宅を建てるための敷地は通常、正方形や長方形といった形に区画整理された整形地が多く、新築を検討中の方が、このような土地を選ぶのはよくあるパターンです。

変形地は、土地の区画割りの際にできるいびつな形状の土地、変則的な形をした不整形地を指します。

 

変形地の特徴とは

変形地は、変形土地・変形敷地とも呼ばれ、三角地や傾斜地、旗竿地、うなぎの寝床など「宅地分譲や土地売却に伴う分筆などの際に行われる土地の区割りの際に発生」する土地です。

他にも、台形や菱形、五角形といった特殊な変形地・狭小地もあるため、大手のハウスメーカーや工務店では、取り扱いが難しく依頼を断られるケースも多くあります。

 

  • 三角地: 三角形の土地
  • 傾斜地: 敷地が斜めに傾いている土地
  • 旗竿地(はたざおち): 旗のシルエットのような形状の土地
  • うなぎの寝床: 極端に細長い長方形の土地

 

 

土地価格が低めに設定されている?

 変形地は、区画が整理された整形地よりも安く土地価格が設定されています。

それは、特殊な形状の土地で住宅を建てようとすると、さまざまな制約が発生する可能性があるため、一般的な相場で土地を売ることができないという理由からです。

土地選びの際、多くの方が一般的な正方形や長方形といった土地を選びますが、整形地だからといって必ずしも理想の住まいが建てられるというわけではありません。

 また、変形地なら安く土地を購入できる分、予算を建築費や設備費に充てて、住まいとなる「家」自体にこだわることも可能になります。

 

 

敷地周辺の状況もポイント

 変形地で家を建てる場合は、間取りを考える前に隣接する土地や敷地の制約、周辺環境をよく確認しておくことが大切です。

 土地の条件や敷地周辺の状況によっては、間取りづくりの難易度が高く、依頼できる建築会社が見つからない場合もあります。

快適な暮らしが実現する家づくりを成功させるには、日当たりや風通しがよく、近隣の建物や道路が近過ぎない、眺望のいい間取り・空間が確保できる環境かどうかを、信頼できる建築士や住宅会社に相談してから検討するのがおすすめです。

 

関連記事:3階建ての狭小住宅│外観の色はどう決める?おしゃれな事例を紹介

 

 

■変形地を活かした間取りアイデア【実例】

台形の土地を活かした10㎝も無駄にしない建築

 それでは、実際に変形地で満足な間取りを叶えた住宅の実例をご紹介しましょう。

 

 

シンプルなデザインを活かしたプライベート空間

スカイツリーが見えるプライベートな屋上が魅力

>>>こちらの事例を見てみる

 

台形の土地に建てたシンプルでスタイリッシュなデザインの住まい。

斜めの境界線に対して、めいっぱい敷地を使い切るために『10㎝も無駄にしない家づくり』を採用して、間取りも広さも満足な住まいを完成させました。

重量鉄骨造4階建ての事務所兼二世帯住宅では、上品な内装と大空間が楽しめます。

すっきりとしたスタイルの屋上から、スカイツリーが見えるのも嬉しいポイントです。

 

 

 

土地のデッドスペースをプライベートに活用

土地のデッドスペースは庭やテラスのプライベート空間に

>>>こちらの事例を見てみる

 

 特殊な変形地で家を建てると、建物の凹凸によるデッドスペースが出てきてしまいます。

凹凸部分に窓を配置して、採光・通風にもいい中庭を設けたり、ご家族だけのプライベートテラスを造ったりするのもおすすめです。

デッドスペースならではの人目につかない場所を利用して、洗濯物を干したり、園芸用品・アウトドアグッズ・お子様のオモチャなどを保管する収納をつくったりするのもいいでしょう。

 

 

 

高低差を活かした地下スペース

車が3台入る高級感のあるガレージが自慢

>>>こちらの事例を見てみる

 

傾斜地の高低差+変形地の特徴を間取りに活かすのが最大のハードルとなったこちらの実例。

この土地のデメリットをメリットに変えるために、鉄骨造と木造を組み合わせた『混構造』を採用して、予算オーバーを回避しました。

ご家族の愛車が、3台も入るこだわりのガレージも変形地をうまく活用したデザインで、スマートで印象的な仕上がりになりました。

 

 

 

仕切りを最小限に大空間を楽しむ間取り

RC造の耐震性・耐久性を活かして大空間を楽しむ間取り

>>>こちらの事例を見てみる

 

 変形地で間取りをつくる場合、部屋を小分けにすると、限られた面積がさらに小さく見えてしまう可能性があります。

個室は必要最低限に抑えて、その他の空間はあえて仕切りをつくらず開放的なワンフロアにすることで、見通しのいいおしゃれな空間をつくることができます。

 

関連記事:【狭小住宅】自転車置き場の作り方│狭小地におすすめの方法をご紹介

 

 

■変形地のメリット・デメリットまとめ

変形地でも混構造で理想的な間取りを叶える

変形地で新築を建てるメリットとデメリットをまとめてみましょう。

 

 

建築に活かすべきメリット

 

・整形地と比較して土地価格が安い

きれいに区画割りされている整形地よりも、土地の価格相場が安くなります。

 

・固定資産税や相続税が安くなる

土地としての評価額が整形地よりも低いため、購入後にかかる固定資産税や相続税といった税金も安くなります。

 

 

対策すべきデメリット

 

・依頼できる建築業者が見つからない

 敷地によっては、最新の技術を持ってしても設計・建築が難しい変形地も存在します。

そのため、基本的に規格型住宅を提供しているハウスメーカーや工務店からは、施工を敬遠される可能性があります。

 

・建築費用や付帯工事が高くつく

 変形地に対応した住宅は、一般的な住宅とは異なり建物の形状や間取りが、ハウスメーカーや工務店の規格から外れることが多く、結果として設計・建築費用が割高になってしまうケースもあります。

 また、エクステリアや駐車スペース、玄関アプローチといった外構工事費に加え、上下水道や電気、ガスなどのライフラインの引き込み工事費(例:旗竿地の場合)、基礎工事や地盤改良工事、擁壁コンクリート工事などの施工費(例:傾斜地)といった付帯工事が高くつく可能性もあります。

 

関連記事:鉄骨住宅の固定資産税が下がりにくい理由と3つの節税方法

 

 

■変形地の難条件をメリットに変える工夫

スケルトン階段で透過性のある玄関が素敵

 最後に、変形地をうまく活用するために、土地の特性を理解するコツと難条件をメリットに変える間取りのアイデアをご紹介します。

 

 

三角形・台形の敷地と住まいの間取り

 三角形や台形の敷地は、住宅建物部分として使用するスペースの他に中途半端な土地が余ってしまうケースがあります。

土地が余らないような設計方法を提案している建築会社を選ぶのも1つの手です。

また、余りそうな土地のスペースを庭やバルコニーとして、屋内からのつながりをデザインする設計もおすすめです。

眺めだけでなく、実用的に活用できる空間にすることで無駄なく土地をフル活用することが可能です。

 

 

傾斜地のスキップフロアや地下設計

 傾斜地に新築を建てる場合、切り土や盛り土で平らな部分をつくる、地盤強化や擁壁をつくるための工事費用を考慮して、工事必要最低限でも建築可能な高低差を活かした間取りづくりがポイントになります。

半地下のビルトインガレージやスキップフロアを採用した、無駄のない空間活用で立体的な間取りデザインを楽しんでみましょう。

 

 

うなぎの寝床や旗竿地の採光問題

 四方を隣近所の建物に囲まれた、旗竿地やうなぎの寝床のような変形地は、採光や通風、開放感を意識した間取りづくりがポイントになります。

窓の大きさや配置にこだわったり、個室や仕切りを必要最低限に抑えたり、屋内全体の開放感と広がりを重視した設計を検討してみましょう。

旗竿地の場合は、建物までの細長い土地をオリジナリティあふれる玄関アプローチとして、植栽や敷石にこだわるデザインを楽しむ場所として管理するのもいいでしょう。

 

関連記事:屋上やルーフバルコニーで快適さをプラス│狭小住宅の暮らし方

 

 

■まとめ:変形地を活かして自由でスマートな間取りづくり

 変形地は、売りに出ている価格の安さだけでなく、土地としての評価額が整形地よりも低くなるので、購入後にかかる固定資産税・相続税などの税金が安くすみます。

「対策すべきデメリット」の業者選びやコストの問題をふまえた上で、総合的に将来性のある暮らしを検討をしてみましょう。

 ぜひ、変形地の難条件をメリットに変えるアイデアや実例も参考にしてみてくださいね。

 

 

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