スタッフブログ
限りある空間「部屋を広く見せる方法」とは?|賃貸物件にも活かせるアイデアを紹介
これから家族が集う住まいの購入には、大きな金額が発生します。
そして特に東京など人口が多いエリアの場合、他の地域の家づくりよりも住まい空間に「制限がかかること」も珍しくはありません。
これから長く集う空間だからこそ、「広く開放感のある部屋でストレスのない暮らしがしたい!」と思う方も多いでしょう。
限りある空間であっても、アイデアや工夫を取り入れることでお部屋をより広く感じさせることができます。
どんな部分に注意したらいいの?
ワンルームスタイルの賃貸でも、広く見せることはできるの?
など、これから家づくりを始める人。そして、土地活用で賃貸経営を検討している人にも役立つ情報を集めました。
ぜひこのコラムで「限りある空間をより広く見せるヒント」を知り、これからにお役立てください。
ポイント
-
限りある空間である部屋というスペースは、ほんの少し気を配るだけで見違えるほど広く感じさせることができます。
-
建築のプランニングの際から、住まいに必要なインテリアなど、いろいろなアイデアを取り入れ快適な空間づくりを目指しましょう。
-
限りある空間を、より広く見せるためのポイントとは?
-
視覚の感覚を変化させる「視線の抜けを作ろう」
-
フォーカルポイントをより遠くに置く工夫をする
-
色使いから限りある空間をより広く感じさせる
-
照明を上手に使い、部屋を広く感じさせよう
-
-
限りある広さは動線でカバーする
-
動線とは?
-
狭さをカバーする「動線計画」のポイントはどこ?
-
-
限りある広さを活かすには、設計力がカギ
-
まとめ:あなたの声を聞かせたください!M-LINEがサポートします
限りある空間を、より広く見せるためのポイントとは?
建築にかけられる予算にも限りがあるように、住まい空間に使える広さにも限りがあります。
とはいえ、居住スペースが狭いと圧迫感を感じてしまい、くつろげるはずのスペースがストレスをあたえてしまうケースも考えられます。
部屋が狭い!と嘆く前に、いくつかのポイントをふまえることで空間が一気に変化することがあります。
ここでは「限りある空間をより広く見せる!ポイント」をご紹介します。
視覚の感覚を変化させる「視線の抜けを作ろう」
狭い空間をより広く感じさせるためには、「視覚効果」を活用することが必要です。
その方法のひとつが「視線の抜けを作る」ことです。
視線により、日常生活の中での様々な情報を私たちは取り入れています。
「視線の抜け」とは、パッと空間を見渡した時「視線が遠くまで持って行ける状況」を表しています。
視界の抜けが空間に活かされることで、見た時の開放感だけではなく、光や風も通り抜けやすい環境を整えることができます。
視覚の抜けを作るためには、できるだけ視覚を阻害する環境を減らすことが大切です。
部屋の入り口から奥まで縦に一本突き抜ける空間を目標に、
○ 壁や設備の配置を工夫する。
○ 視界を遮らないよう、背の高い家具ではなく低めのものをセレクトする。
○ 背の高い設備や家具などは壁に這わせるよう配置する。
○ インテリアも抜け感を感じさせるような家具をセレクトする。
など、アイデアをプランニングの中に活かしていきましょう。
フォーカルポイントをより遠くに置く工夫をする
フォーカルポイントとは、空間の中でも「視線が集中する場所」のことをいいます。
例えば視線が集中するポイントが、1mの所よりその先の3mであった場合、視覚は広がりを感じますよね。
その効果を部屋づくりに活かすことで、開放感を演出してくれるのです。
フォーカルポイントを部屋の入り口から一番遠くに置くことで、自然と部屋の奥に視線がいくようになります。
色使いから限りある空間をより広く感じさせる
限りある空間をより広く感じさせるためには、そのスペースに使う色使いによっても変化します。
白い色は膨張色のため、空間を広く感じさせます。
その反対の黒は、シャープな印象となりどことなく狭く感じてしまいます。
より広い空間を感じたい!と思う方は、ぜひプランニングの中から「床から天井に向かって明るい色」を取り入れていきましょう。
また床や壁など素材感を感じさせるものをセレクトすることで、空間内に変化を生み出してくれます。
照明を上手に使い、部屋を広く感じさせよう
照明はその空間に明るさを補うだけではなく、空間の雰囲気を変化させるアイテムのひとつです。
照明の照らし方や置き方を工夫するだけでも、部屋を広く見せることができます。
空間の隅を明るく照らすことで、空間の広がりを感じさせることができます。
ダウンライトやスポットライトを取り入れ隅を照らし、間接照明などでくつろぎを感じさせる!など、いろいろアイデアや工夫を取り入れていきたいですね。
お役立ち記事:おしゃれな狭小住宅の間取り│開放的な空間に仕上げる5つのポイント
限りある広さは動線でカバーする
東京での住まいづくりには、いろいろな問題が発生します。
特に希望の土地で、希望の広さを手に入れることに高いハードルを感じている方もいらっしゃるでしょう。
限りあるスペースであっても、動きやすい間取りであれば狭さを感じにくくさせることも可能です。
限りある広さは、動線の工夫でカバーしていきましょう。
コンパクトな間取りでも部屋を広く感じさせる生活動線作りのテクニックを見ていきましょう。
動線とは?
動線とは、室内の空間を通るルートを指します。
家族が通常移動するルートを「生活動線」、家事などを行うルートを「家事動線」といいます。
新築時家具のない空間であれば、自由気ままに移動することもできます。
しかし生活を送る中では、テーブルや椅子、ソファーや家具などいろいろな物が必要となります。
そのため人の移動がストレスなく行える工夫が求められます。
目的の場所まで最短ルートでスムーズに移動できることで、ストレスを感じさせない空間にすることができます。
狭さをカバーする「動線計画」のポイントはどこ?
狭さをサポートする動線にするためには、
○ 通り道を邪魔しないよう、家具を配置する。
○ 人の行き来をふまえ、通路幅を確保する。
○ 行き止まりを作らないよう、間取りと家具配置を工夫する。
この3つがとても大切です。
動線の良し悪しは、プランニングの中から検討していくことが必要です。
ぜひ「こんな風に動きたい」など、そこでの生活をイメージして想像を現実の住まいづくりに活かしていきましょう。
お役立ち記事:キッチンにゴミ箱の置き場がない!とならないための新築計画
限りある広さを活かすには、設計力がカギ
新居での間取りを考える時、役に立つのが「ゾーニング(空間を分ける)」です。
「ゾーニング」とは、建築において「住まいの目的によっていくつかにゾーンに分け、間取りの大まかな計画を立てること」を表します。
ゾーニングを上手に行うことで、生活空間にメリハリを付けられるなど様々な効果があります。
M-LINEの家づくりは、「10cmも無駄にしない」「工法・構造にしばられない」「建物用途を限定しない」の3本柱で住まいづくりをサポートしています。
東京の住まいづくりでは、間口が狭く、奥行きが長い土地が多い・台形や三角形など、変形地が多いなどの「都内の土地事情」からくる問題。
厳しい建ぺい率、容積率、壁面後退などの面積制限や防火地域や準防火地域などの耐火基準をクリアしなければならない「都内の法規制事情」からくる課題など、東京都内だからこその部分もあります。
M-LINEでは、「タテ」空間を使いこなす「多層階住宅」で限りあるスペースを最大限に有効活用することをおすすめしています。
東京都内の問題や課題をクリアし、希望の住まいを手に入れた!施工事例をご紹介します。
【半地下の駐車場】敷地 139.11㎡|延床 134.48㎡(練馬区 O様邸)
こちらのお住まいでは、「三角形の変形地+高低差」という条件から「この土地のデメリットをメリットに変えること」が最大のハードルでした。
すでに土地を購入後という部分から実現できる建築会社を探すのにも苦労があったそうです。
変形地を設計力でカバーし、玄関にもしっかりと収納力を持たせています。
明るめな色合いを採用することで、狭く感じがちな玄関スペースも広く感じさせるアイデアが取り込まれています。
リビングには開放感を高める吹き抜けが設置されています。
吹き抜けと2階部分を分ける壁も、抜け感を感じさせるような素材を使用しています。
開放的な吹き抜けの効果をさらに高めてくれています。
「自然を取り入れたい」という奥様のご要望方から、寝室につながるバルコニーや駐車場の上のバルコニーをつくり、外とのつながりが多くなるよう設計しています。
自然の光や風を上手に取り入れることができ、快適性をさらにアップさせてくれています。
まとめ:あなたの声を聞かせたください!M-LINEがサポートします
後悔のない住まいづくりにためには、アイデアや工夫を取り入れることがとても大切です。
限られた東京での家づくりは高い技術と経験、設計とデザインが必要とされます。
M-LINEは、限られた土地を最大限に活かした技術と設計で、理想の家づくりをお手伝いします。
「変形した土地が原因で他の工務店に断られた」「狭小地に賃貸併用住宅を建てたい」そのようなことも、M-LINEなら希望に沿ったご提案が可能です。
東京都内で暮らしやすい家づくりをお考えの際は、ぜひお気軽にご相談ください
土地活用に関するご相談・お問い合わせはこちらにご連絡ください。
ou2(オーツー)株式会社 |
東京都江東区富岡1-5-5 |
建設業許可/建築工事業一式 東京都知事許可 特定建設業許可(特-29)第125055号
一級建築士事務所登録/東京都知事登録 第 46497 号
宅地建物取引業免許/東京都知事(1)第 96131 号(ou2株式会社)
記事一覧
- 22/06/29ソーシャルアパートメントとは?土地活用におけるメリット・シェアハウスとの違いを解説
- 22/06/28【三階建て住宅】ホームエレベーターは必要?|後悔しないために把握すべきポイントは
- 22/06/27家賃収入の税金はどのくらい?計算方法と確定申告|所得税を経費計上する方法
- 22/06/26土地の相続にかかる税金対策と土地活用|評価額を下げて有効活用+節税のコツ
- 22/06/25アパート経営に必要な費用のトータルを知りたい|初期費用から維持管理費用まで解説
- 22/06/24都内の空き地活用で収益を得る方法|土地活用の種類と成功するポイント【実例】
- 22/06/23限りある空間「部屋を広く見せる方法」とは?|賃貸物件にも活かせるアイデアを紹介
- 22/06/22屋上テラスのある一戸建て・賃貸住宅のメリット|おしゃれなデザインや効率的な活用方法を実例付きで紹介【東京都内】
- 22/06/20鉄骨造の防音対策でトラブル回避|軽量鉄骨と重量鉄骨の違いを解説
- 22/06/17屋上庭園のあるマンションのメリット・デメリット|東京の屋上緑化・壁面緑化補助金情報も