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ソーシャルアパートメントとは?土地活用におけるメリット・シェアハウスとの違いを解説

2022/06/29(水) コラム

ソーシャルアパートメントの特徴

近年、新たな共同住宅の形態として「ソーシャルアパートメント」が注目を集めています。

ソーシャルアパートメントは、ラウンジなどの共用スペースが充実していて、さらに各住戸だけでも生活が成立する設備が整えられているため、入居者は「シェアハウス」と「マンション・アパート」それぞれのメリットを得ながら生活できます。

今回は、これから賃貸経営で土地活用をお考えの方に、ソーシャルアパートメントの概要やシェアハウスとの違い土地活用におけるメリットについて解説します。ソーシャルアパートメントでの賃貸経営を成功させるためのポイントについてもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

 


ポイント

  • ソーシャルアパートメントの概要とシェアハウスとの違いが分かります。
  • ソーシャルアパートメントの土地活用におけるメリットが分かります。
  • ソーシャルアパートメントの経営を成功させるポイントが分かります。

 

目次

 

 

ソーシャルアパートメントとは

ソーシャルアパートメントのイメージ

ソーシャルアパートメントとは、シェアハウスと一人暮らしの中間のような暮らし方ができる賃貸住宅を指します。

  • バス・トイレ・キッチン・セキュリティがそれぞれの部屋についていて、マンションのように部屋だけで生活が成立する「一人暮らしのライフスタイル
  • ラウンジなどの共用スペースで住人同士が交流しながら暮らす「シェアハウスのようなライフスタイル

この2つが同時に実現できるのがソーシャルアパートメントです。「ソーシャル(社会的な・社交の)」という言葉の通り、個人のプライベートは確保しつつ、住人同士が自然に交流を楽しめるような仕掛けが施されているのが大きな特徴と言えるでしょう。

 

 

ソーシャルアパートメントとシェアハウスの違い

共同ラウンジのイメージ

ソーシャルアパートメントは、シェアハウスとよく比較されます。シェアハウスとの違いを簡単にまとめてみます。

  シェアハウス  ソーシャルアパートメント 
構造   ・木造の一軒家が多い  ・RC造やS造のアパート・マンション形式が多い
プライバシー   ・個人スペースに行くのに必ず共用リビングを通るなど、プライバシー性は低い  ・個室はマンションと同じセキュリティレベルで、共用スペースを通らなくても自室に行ける、プライバシー性が高い
 生活設備  ・トイレ・キッチン・浴室・洗濯室などが共同  ・各部屋にトイレ・キッチン・浴室・洗面所があり個室で生活が完結する
1棟の規模   ・20部屋未満の小規模な物件が半数以上  ・20部屋以上の中~大規模な物件も多い
代表的なメリット   ・生活の設備を共用することで、複数人で賃料を抑えながら住める賃貸住宅  ・物件ごとにコンセプトのある共同スペースがあり、SNSのように住人同士のつながりを感じながら暮らすことを目的とした賃貸住宅

 

このように、シェアハウスは設備を共同で使うことで賃料を抑えられるのが大きなメリットであるのに対し、ソーシャルアパートメントは個人のプライベートは確保しつつ、共用スペースを使って住人と交流しながら暮らせることをメリットとしているのが大きな違いです。

また、ソーシャルアパートメントは物件ごとにコンセプトが決められることが多く、共通の趣味・嗜好を持つ人が集まりやすいような共用スペースを作ることで、住人同士が交流のきっかけをつかみやすいように工夫されています。

 

 

土地活用におけるソーシャルアパートメントのメリット

屋上ラウンジのイメージ

・時代にマッチした独自性の高い賃貸物件を提供できる

令和時代は、SNSを利用するのが当たり前の時代です。同じ趣味や嗜好を持つ人たち同士でコミュニティをつくり、そこから人間関係を広げて行くのが今の20代のコミュニケーション方法です。

コンセプトに共感、賛同した入居者が集まり、住人同士がつながりを感じながら生活するソーシャルアパートメントは、賃貸住宅にSNSの要素を取り入れた新しい形の共同住宅であり、今の時代にマッチした賃貸住宅と言えるでしょう。

 

・賃料設定が高くできて利回りが良い

ソーシャルアパートメントは、シェアハウスと比べて設備が充実しており、各部屋に水回り設備があるなど、プラスアルファの価値を提供できるためシェアハウスよりも賃料を高めに設定できます。

建築費用やリノベーションのための費用はシェアハウスと比べると高額になりやすいですが、魅力的な物件で入居者を継続的に集められれば、安定した経営ができる可能性も高くなります。

  

・都内の賃貸需要にマッチした物件を提供できる

2021年に一般社団法人日本シェアハウス連盟が公表した調査結果によると、全国のシェアハウス物件数は2021年で5,057棟にのぼり、そのうち7割の3,304棟が東京都に立地していることが分かりました。シェアハウスの物件数は2015年の3,157棟から、6年で約1.6倍と近年特に増加傾向にあります。

出典:全国賃貸住宅新聞(2021年08月14日)

 

ソーシャルアパートメントについては、国や団体による全国の物件数の調査結果などはまだありませんが、シェアハウスの物件数が増加しているため、ソーシャルアパートメントについても需要が増加していると推測できます。

さらに、これまでシェアハウスやソーシャルアパートメントは中古物件(ホテル・社員寮など)をリノベーションして経営することがほとんどでしたが、最近では新築のソーシャルアパートメントも増えてきています。

参考:新築でオープンしたソーシャルアパートメント特集

 

今後、都内で新築ソーシャルアパートメントでの土地活用をする際も、適切なマーケティングによる建築と広告活動を行えば、安定して入居者が集まる可能性は十分にある市場といえるでしょう。

 

 

ソーシャルアパートメント経営のポイント

プロジェクターのある共用スペースのイメージ

・イニシャルコスト・ランニングコストを把握する

ソーシャルアパートメントは、賃料を高く設定でき利回りが良いのがメリットですが、共同スペースのためのイニシャルコストや維持管理費が必要になることは覚えておきましょう。共同スペースを適切に維持管理していくために、一般的なアパート・マンションよりもきめ細かい経営計画が必要になります。

 

・適切な管理体制を構築する

ソーシャルアパートメントの経営は、共同スペースという賃貸住宅にプラスワンの価値を与え、入居者にとって生活しやすい魅力的な住空間を提供することが成功のポイントになります。

さらに、価値は提供して終わりではなく、継続して管理していくこと、必要に応じて臨機応変にアップデートしていくことも必要です。物件の目的や想定する入居者のタイプから、適切な管理体制を初めにしっかりと決めておくことが重要です。

 

・特定のコンセプトを設定してターゲットを絞る

「コンセプトシェアハウス」という言葉を聞いたことはありますか?その名の通り、特定のテーマをもとに作られたシェアハウスを指します。

コンセプトシェアハウスは、住人全員で協力しながらみんなの子どもを育てることをテーマとした「子育てシェアハウス」や、住人がインテリアや家自体の改装を行える「DIYシェアハウス」など、様々なテーマでつくられています。

集まって住むシェアハウスだからこそ、「同じ趣味・ライフスタイルの人がいる」とPRすることで、安心感を与え、入居者を集めやすくする工夫です。

ソーシャルアパートメントも、特定のテーマに沿った共有スペースや設備を用意することで、似た傾向の入居者が集まりやすくなり、より住人のコミュニティが発展しやすい、魅力的な物件になるでしょう。

 

<ソーシャルアパートメントのテーマ例>

  • フィットネススタジオ付き(運動・健康に興味のある人向け)
  • 国際交流ソーシャルアパートメント(外国人入居者の比率を高くし、海外のつながりが欲しい人に向けたアピール)
  • 起業家育成ソーシャルアパートメント(起業したい人、起業家のつながりが欲しい人向け)
  • コワーキングスペース付き物件(リモートワーク向け、インターネットTVが視聴可能な共有TVや、プロジェクターを投影できる設備など)
  • 自転車ライフ物件(自転車の乗り入れができる物件、サイクリングが趣味の人向け)

コンセプトを設定することで似た傾向の入居者を集めることが可能になり、住人同士がコミュニティーを形成しやすくなります。また、入居者の平均入居期間の上昇(長く住んでくれる)や、住人同士のトラブル発生を抑えることにもつながります。

 

 

まとめ

今回は、令和時代に入ってますます注目度が高まると予想される賃貸住宅「ソーシャルアパートメント」について詳しく解説しました。

ソーシャルアパートメントは、集まって住むことの目的を「人とのつながり」「コミュニティの形成・発展」に重きを置いているのが最大の特徴です。そのため、ソーシャルアパートメントを成功させるには、これまでの一般的なシェアハウスのように、賃料を抑えて住めるというメリットよりも、「明確なコンセプト」「共同スペースの魅力」が重要になります。

新築でソーシャルアパートメントを建築するなら、エリアに住む人の属性や求められる設備などの事前マーケティングを十分に行いターゲットを決定してプランを立てること、同時に物件の魅力やメリットを上手にPRしていくことが成功のカギになるといえるでしょう。

 

M-LINEは都内のソーシャルアパートメント建築のご相談をお受けします

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